敬天齋主人の知識と遊びの部屋

敬天齋主人の知って得する中国ネタ

【靴下】VOL.2


●履かなくても思わず買っちゃいそうです。

 総務省の発表によると、我が国における靴下の年間購入数は、25年前は一人約16足だったのに対し、昨年は14.2足。同様に少子化の影響が考えられる子供用靴下は6.7足だったのがなんと半分以下の3.1足にまで激減しています。逆に女性用は約1.8倍に増えました。90年代後半の"ナマ足ブーム"の影響で、女性のパンスト離れが進み、ソックスの需要が増えたことによるものとされています。
 さて皆さんは最近愛用者が増えている「五本指靴下」を知っていますか。「五本指=軍足=おっさん」のイメージだったものが、最近はデザインもカラフルになり、スーパーでも専門店でもカジュアルな雰囲気で人気を得ているようです。五本指靴下は1970年にスペインのカセン社が作ったのが最初だそうで、最近では靴下販売のなかでもかなりのシェアが急増しているようです。指が一本ずつ動くことから健康面でも見直され、また記録を追うスポーツの世界でも採用されるケースが増えています。
 さて靴下のお手入れについて、真剣に考えておられる方ってそんなに多くはいらっしゃらないと思われますが、ちょっとした工夫で靴下の寿命が延びますのでお話したいと思います。
 まず洗濯するときにはネットに入れること。そして重要なのは、ゴムは熱と水に弱いので、口(ゴム)の部分を上にして陰干しすることです。とくに靴下の傷みやすい所と言えば、つま先とかかと部分ですが、お気に入りの靴下を長持ちさせたければ、爪を切る、履き慣れない靴との相性は避ける、が必須条件です。
 また靴下を購入する際、綿やウールなどの天然素材は痛みやすいため、ラベルを見てポリエステルなど化学繊維との混合素材の靴下を選ぶようにしてみてはいかがでしょうか。おしゃれは足元から、ですよね。