敬天齋主人の知識と遊びの部屋

敬天齋主人の知って得する中国ネタ

【温泉】VOL.2


●小野小町ゆかりの尼湯と石碑

 実は小野小町の温泉伝説には生誕の地といわれる福島県の小町温泉にも伝説があり、こちらはアルカリ単純泉で美肌に効果があるとして多くの観光客に親しまれています。今では秋田、宮城、茨城、福島、鳥取、下関など、小野小町にまつわる墓が数多くあります。それらの地域には美人で知られた小町に因んで「美人の湯」を町おこしの材料とする市町村が多く、温泉好きの筆者としては大変興味深いところです。
 このように昔から湯治、健康、リフレッシュ、今ではデートスポットに、温泉は不可欠なものとなりました。温泉の入り方については高温泉(摂氏42度以上)では、低血圧やリフレッシュさせたいときに効果が見込めます。
 次に温温泉(摂氏34〜42度)では、リラックス効果が期待できるので睡眠前がいいようです。さらに低温泉(摂氏25〜34度)では神経症に、冷鉱泉(摂氏25度未満)ではリウマチや気管支系に効果があるそうです。
 温泉の効果や効能をよく理解して入浴すれば、今日の疲れも取れ、明日への活力となること間違いなしです。筆者のように無理なサウナ入浴や、酩酊後の入浴などはもってのほかのようです。反省、反省。