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【銀聯★（銀聯カード）】VOL.2
●三井住友銀行銀聯★
また、中國銀聯は三菱東京ＵＦＪ銀行、三井住友銀行、ゆうちょ銀行などとも提携し、一日の上限はあるものの、銀聯カードを使って同行各店舗のATM機から現金（日本円）を引き出せるサービスも開始しています。
日本政府が目指す外国人旅行者の誘致という観点からも、日本で銀聯カードを使って現金を引き出せるATM機が急増したことは、中国から購買力ある高額所得者や富裕層の旅行者を取り込むことが出来るという期待にも大いに繋がっています。
実際、日本を訪れる中国人旅行者は、一人当たり平均十数万円もの消費額で、国別ではトップというデータがあります。中国では観光で日本を訪れる際、保証金として旅行社に5万元（約70万円）もの大金を預けなければならないことから、中国人観光客の多くが富裕層と言えます。
一昨年10月、世界同時発金融危機の余波で、韓国ウォンが急落したことから、日本を訪れる韓国人旅行者が激減しました。そのため、現在、年間100万人程度の中国人旅行者を２〜3倍に拡大し、さらに購買力のある中国の高額所得者や富裕層を取り込むべく、日本政府は中国からの個人自由旅行の拡大実施に関して検討しているそうです。
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