敬天齋主人の知って得する中国ネタ
【夏の風物詩】VOL.1
一昔前の話になってしまいましたが、中国・北京の「夏の風物詩」といえば、下町を上半身裸で闊歩する膀爺(おじさん)でした。早朝か夕方になると出没する彼らは、人畜無害な普通の膀爺です。そして、特段、何かしら用事や意図があるわけではありません。単に暑いから上半身裸でいるだけなのです。
印象的なスタイルとしては、作業ズボンを半ズボンにリメイクしたようなベージュかカーキ色の短パン、もしくは膝の少し上まで裾がある長目の短パン姿でウロウロするのです。そして靴は履き古した革靴で、決まったようによれよれの帽子を被っています。日本でも昔はランニングシャツにステテコ姿でうろつくおじさんはいましたよねぇ。縁側でサイダーを飲みながら将棋を指したり、テレビ観戦したり、懐かしい光景です。 |