敬天齋主人の知識と遊びの部屋

敬天齋主人の知って得する中国ネタ

【情人節】VOL.2

 
● バラパートUと「出た〜、本チョコ」。

 しかしいくら本命といっても99本ものバラの花は高額になります。しかも情人節が近づくと、普段は一本3元(約45円)のバラが、なんと5〜10倍に値段が跳ね上がってしまうからです。合理的な若者の最近の流行としては、11本の花束が多くなっているようです。これだと若い人でも予算的にオッケーですね。さて11の意味ですが、「一一」を「一心一意」に引っ掛けて、「一途な思い」と訴えているようです。
  しかしそもそも中国でいう情人節とは、旧暦の7月7日、つまり七夕のことでした。伝説によると一年に一度、この日だけ牛郎と織女星が天の河を越えてデートするんですね。情人節はこの伝説からきています。台湾の若者たちは本命の人にカードや花束を送ります。そしてこの情人節には、レストランに多くの男女の姿が見られます。このことから七夕情人節とも言われています。
  さて、香港では花束を届ける時間も重要で、バレンタインデーの午前中に「職場に贈る」のがルールだそうです。この日ばかりは女性たちも仕事が手につかず、花束の到着を待っています。予定通り午前中に彼からの花束が来ても、飛び上がって喜んでは女性の格を下げるだけなので、当然といった表情で受け取り、花束がよく見えるように机の上に置くらしいです。この花束は花束をもらえなかった他の女性陣のための観賞用となり、オフィス内にはただならぬ緊張感が漂います。
  そして終業時間になると、その花束を手に彼が予約を入れているレストランへ情人節のクライマックスである夜のデートを楽しむらしいです。情人節は花束プレゼントでその人が「勝ち組」になれるかどうかがかかっている、ちょっと笑えない一日のようです。
 みなさんも昨夜はすてきなバレンタインデーをお過ごしだったのでしょうネ。 チョコレートの食べすぎにご注意を、、、。