敬天齋主人の知識と遊びの部屋

敬天齋主人の知って得する中国ネタ

【高尓夫球(ゴルフ)】VOL.2


● 「キャディーさん、そのボール絶対拾ってね〜。」

 いつものように脱線しますと、ウッドは「木★(木編+早)」、アイアンは「鉄★(木編+早)」、バンカーは「砂坑」、ドッグレッグはそのまま「狗腿」。撃球優先者(オナー)が開球区(ティーグランド)で慎重に球座(ティー)をセットしてフルショット!
 残念ながら失打(ミスショット)で界外(OB)へ。気を取り直して打った打球は右曲球(スライス)。さらなる打ち直しが左曲球(フック)で粗草区(ラフ)へ。なかなか正規通路(フェアウェイ)に行かず、やっとのことで向穴的附近靠球(アプローチ)が成功して球穴区草地(グリーン)にたどり着く…。 漢字で表記するとこんな感じになるのででしょうか。
  さて、ゴルフにちなんだ子供の遊びに、老上海で流行した「打弾子」というのがあります。ガラス玉を親指と人さし指の間に挟み込んで、的となる穴にガラス玉を弾いて飛ばす遊びです。この遊び、小生が子どもの頃よく遊んだ「ビーダン(関西弁)」に似ているものです。
  余談ですが、ゴルフのヘタな人のコトをイギリスではラビット(うさぎ)と言います。ゴルフ場を右往左往する姿がうさぎの動きに似ていることが由来のようです。中国では何と言われているのかは分かりませんが、アメリカを進出した中国頭脳流出組が中国にリターンする現象が続いており、このニューリッチ層がこれからますますゴルフ場に姿を現すことになるでしょう。
 ゴルフのために海外に旅行するような余裕は、まだまだ望めそうもない筆者の近況です。