敬天齋主人の知識と遊びの部屋

敬天齋主人の知って得する中国ネタ

【地球温暖化】VOL.1


●鳴沙山にあるオアシス。

 中国はこの数年の目覚しい発展で、ついに経済大国に仲間入りしました。そんな中国に限らず、経済成長を続けていく過程で環境問題は避けて通ることはできません。実際中国は今先進諸国が経験してきた同じ局面に接しています。改革解放後、各産業で目覚ましい速度で成長をしてきた中国では、その反動として水質、環境汚染などの問題が一気に表面化しています。しかし実際アメリカ、日本など先進諸国においても、公害や環境汚染など諸問題が発生することがきっかけとなり、環境保護意識が芽生えるようになった歴史があります。中国の経済成長率の高さ、その人口、そして面積の広さを考えたとき、超大国・中国の公害は地球全体の環境に対する影響は極めて大きく、見過ごすことはできません。この数年、中国政府は国務院環境保護委員会を頂点に、国家環境保護局など多くの行政機関である特別委員会を設置し、環境問題の対策に追われています。
 映画の題材にもなるほど話題になっている地球温暖化。異常気象が発生し、地球が氷河期に向かうというストーリーは決して荒唐無稽な話ではなく、現実にはあり得るとの専門家の話もあるようです。実際地球の温暖化はこの10年間で地球の平均気温は0.6度上昇するなど確実に進んでいます。その原因は石油・石炭などを燃やした際に発生する二酸化炭素、また人間が出す二酸化炭素が主なものとなっています。
 これによって気象のバランスは大きく崩れ、異常気象など様々な形で現れています。例えば昨年夏欧州を襲った熱波によりフランスで一万人以上もの国民が死亡した事件。ロシアで熱波と干ばつによる森林火災で日本の国土の約60パーセントにも及ぶ森林が消失した事件。さらには北極の海氷が約40パーセント薄くなったことが確認されたなど、様々な悪影響が出始めています。