最終更新日2012.05.15 2012年開けました。本年も昨年以上のご指導、ご鞭撻、何とぞよろしくお願い申し上げます。 がんばれ!東日本!! 東北地方太平洋沖大震災でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災者、およびそのご家族の方々に心よりお見舞い申し上げます。
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「敬天齋主人の知って得する中国ネタ」更新しました。 今月のコラムは『滑稽』(VOL2)です。 半月ごとに更新!
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読切連載・ハッシー先生の「読んで得する書道雑記帳」更新しました。今月のコラムはその140『磨崖碑 伊闕佛龕碑』です。 半月毎に更新しますので、お楽しみにしてください。
【滑稽】VOL.2
●十返舎一九「東海道中膝栗毛」(左)と式亭三馬「浮世風呂」
また、「滑稽」の語源は、酒器の一種の名称で、その器が止め処無く酒を注ぐ様が、滑稽な所作の、止め処無く言辞を吐く様と相通じるところから、冗長な言説、饒舌なさま、或いは智謀の尽きないさまを、滑稽と称するようになったとする説もあります。ただし、これは北魏時代の崔浩による『史記』等の注釈ですが、それら歴史書に立伝される人物の滑稽には、笑いの要素は含まれていません。要するに、孟子に代表されるような、並外れた知識で王に提言することが出来る遊説家は、口舌で相手を説き伏せる徒であり、中国全土を旅して都で取り立てられる異人でもありました.このような弁舌のディペーターを古代中国では滑稽と呼んだのです。 さて、日本で滑稽といえば、江戸後期、文化・文政期(1804〜1830)を中心に行われた小説の一種「滑稽本」が挙げられます。江戸の町人の日常生活を取材し、主として会話を通じて人物の言動の滑稽さを描写したものです。十返舎一九の「東海道中膝栗毛」、式亭三馬の「浮世風呂」「浮世床」など、中本(ちゅうぼん)ともいわれる小説は、単純な言葉の引っかけや常識から逸脱した言動、そして下ネタなどで大衆の笑いを誘いました 1,000年以上も前に編纂された『史記』などの古い歴史書を紐解くと、現代は思想も科学も大いに発展したにも関わらず、それを編み出し、そして操っている人間の行動様式が、実はそれほど変わっていないような気がしてなりません。そうだからこそ、太古の偉人・文人が残した伝記に、一喜一憂しながら思いを馳せることができるのかもしれませんね。