東京都在住で篆刻界若手ホープとして注目されている川内伯豊氏が『思い通りに印を刻る 篆刻上達のコツ(平成27年)』に続く自身、二冊目となる著書『篆刻 鑑賞と分析のコツ』を続編として刊行しました。
本書は篆刻の鑑賞と分析を主題とし、4つの章にそれぞれコツとして1頁、分かりやすく解説が付されています。
第1章 鑑賞のポイントを整理する コツ1〜コツ19
第2章 古印の世界に親しむ コツ20〜コツ42
第3章 日本歴代の古印・篆刻の鑑賞 コツ43〜コツ56
第4章 印に込められた思想や背景 コツ57〜コツ63
若くして二冊目の著書出版は本人は僭越と謙遜しておりますが、書道専攻から中国留学で見分を広め、帰国後は博士号を取得、大学専任講師という輝かしい経歴を持つ彼から決して僭越ではなく、素晴らしい研究成果であると思います。本書が篆刻を志す多くの助となりますようお祈り申し上げます。
『篆刻 鑑賞と分析のコツ』
著者:川内伯豊
メイツ出版 定価2,500円(税別)
B5判並製 オールカラー 総112頁
ISBNコード 9784780423389 |