メールマガジン Vol.28 2021年4月17日発行
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今回もメールマガジンの配信が遅れてしまいました。誠に申し訳ありません。
言い訳になりますが、下にもありますように、主幹・大野修作先生が脳梗塞を発症されたのが一つ目の原因です。続いて20年半いた釣鐘町の弊社が1月後半に水害事故に遭い、パソコン関連が水浸しになってしまったからです。その後、2月15日に2回目の水害に遭い、3回目を免れるためにパソコン、スキャナー、プリンターを始め、ファックス複合機など精密機械をビニールで養生してしまったため、在宅ワークを余儀なくされました。
この間、新事務所を探していたのですが、幸いにも直線距離で200メートルほどで、さらに駅近の物件を見つけたので転居しました。詳細は下で記しました。心機一転、これまで以上に精進いたしますので、皆様方の御力添えをお願い申し上げます。
【本号の内容】 |
「書法漢學研究」第28号のご案内 |
退院のお知らせ−大野修作− |
事務所移転のご挨拶 |
第75回日本書芸院展のご案内 |
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「書法漢學研究」第28号のご案内 |
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【巻頭カラー】 |
河井?廬が中国人士に刻した印
−『日本何井仙郎印譜』を中心として− |
川内佑毅 |
【論説・資料紹介】 |
董其昌に於ける陽明学と禅理解に基づく書画論に就いての考察 |
陳佑真
松宮貴之 |
「徐州漢畫像石」考察 |
近藤 茂 |
戴山青と現代書法 |
大形 徹 |
?遂良『陰符経』を読む |
大野修作 |
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【表紙写真】
今号表紙写真は龍門石窟です。敦煌莫高窟、雲崗石窟とともに中国三大石窟と呼ばれ、いち早く二〇〇〇年に龍門石窟は世界文化遺産されました。
北魏(386年〜534年)を代表する書は、造像記、磨崖、墓誌、碑など石刻資料ですが、このうち造像記として最も有名なのは河南省洛陽市にある龍門石窟です。なかでも古陽洞にはもっとんも優れた造像19点があり、その書風は多くの書道家を魅了して来ました。
雑誌の取材の許可を得て、朝早くから半日掛かりで古陽洞内を撮影した懐かしい思い出の写真です。 |
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退院のお知らせ−大野修作− |
◆前略 小生昨年12月27日に脳梗塞を発症し、三ヶ月近く入院していましたが、3月19日に退院しまして、現在自宅で普通に生活しております。とは言ってもリハビリ中心の生活で、言葉の方はほぼ100パーセント回復していますが、足腰、手指の方は八割台の回復かと思われます。毛筆は95パーセントくらいで、高鳳翰の左手の思わぬ効用を実感しております。連休明けには大都市にも出かけられるのではないかと考えております。
4月9日 早々不一。 |
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事務所移転のご挨拶 |
皆様方におかれましてはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。平素は格別のお引立てに預かり有り難く厚く御礼申し上げます。
さて、弊社は創業以来20年以上、釣鐘町にて業務を行ってまいりましたが、老朽化による水漏れ事故で大きな被害を被りました。これに伴い、心機一転、本社を下記に移転する運びとなりました。新事務所は旧事務所と同じ最寄り駅である地下鉄谷町線天満橋駅より徒歩2分の便利な場所に位置します。
皆様のご期待により迅速にお応え出来るよう努める所存ですので、何卒倍旧のご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
移転日 令和3年4月1日
新住所 〒540-0012
大阪市中央区谷町1丁目3-23 大手前コープ606室
TEL 06-6920-3480/FAX 06-6920-3481
(TEL・FAXは変更ありません) |
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第75回日本書芸院展のご案内 |
公益社団法人日本書芸院より、パンフレットとポスターが送られて来ましたので、ここで告知させていただきます。
文化功労者、日本藝術院会員を始め、日本を代表する書作家から構成される公益社団法人日本書芸院の、第75回日本書芸院展が開催されます。新型コロナ感染症拡大防止のため、昨年は無念の中止となりましたが、今年は対策を万全にして開催するようです。
しかし誠に残念ながら京都大学名誉教授の阿辻哲次氏による記念講演会とギャラリートークは中止となりました。我国を代表する非常に見応えのある展覧会です。多くの方のご鑑賞をお勧め申し上げます。
会 期 |
令和3年4月21日(水)〜4月25日(日)
10:00〜17:00(入場は16:30まで) |
会 場 |
大阪国際会議場(グランキューブ大阪)3階 特設会場
大阪市北区中之島5-3-5 Tel.06-4803-5555(代表)
交通案内等は大阪国際会議場ホームページへ |
主 催 |
公益社団法人日本書芸院 ・ 読売新聞社 |
後 援 |
大阪府・大阪市・大阪府教育委員会・大阪市教育委員会・NHK大阪放送局・公益財団法人関西・大阪21世紀協会 |
入場料 |
無料 |
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