◆メルマガ29号をお送りします。今号は普段と違って小生の状況をお知らせするのが主眼です。と言いますのも小生昨年12月27日に脳梗塞を発症しまして、その後三ヶ月入院生活をしていました。退院して三ヶ月あまりですが、現在ほぼ以前と変わらぬ生活をしています。ただ感じますのは書道をやっていて発見が早かったことが良かったと思います。
◆昨年末年賀状を毛筆で書いていたのですが、いつものように右払いが書けない、2枚目では縦線がおかしいと感じて、医者でもある娘にライン電話をすると、呂律が回っていない、脳梗塞だと診断され、即救急車となり、10分後には救急車上の人となりました。30分後には病院のベッドの上でしたので、ベッドの空きがちょうど都合がついたと言うことで幸運でもありました。
◆意外なことに毛筆による書道は、脳の異常をいち早く発見するツールだと言うことがわかりました。幸い脳幹ではなく、詰まったのはアルナ梗塞ということで、しかも発見が早かったので重症化せず、今普段の日常生活を送れています。ありがたいことです。
◆『書法漢學研究』はお陰様で先週29号を発送できました。編集、校正、事務に当たってくれた近藤さんに感謝せずにはおれません。今後とも皆さんの支持を得られるように、現在の書道の足下を見つめ、将来の展望を持てる雑誌として頑張って行きたいと思います。 |